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戦場のリアルな緊迫感を描く戦争映画『ダンケルク』2017年9月9日全国公開|VRを凌駕した?

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ダークナイト』(08年)、『インターステラー』(14年)などで知られるヒットメーカー、クリストファー・ノーランデジタルカメラが主流となった映画界でフィルム撮影にこだわるアナログ派のノーランだが、新作『ダンケルク』で彼が追求しているのは、VR(ヴァーチャルリアリティ)の盛り上がりによって注目されるキーワード、「没入感」である。果たして、若き巨匠の野望は、最新テクノロジーを越えられるのか。『インセプション』(10年)のプロモーション以来、7年ぶりに来日したノーランに聞いた。

「戦争映画ではなく、『サスペンス・スリラーを作るんだ』という思いで臨んだ」。クリストファー・ノーラン監督は映画『ダンケルク』(9月9日公開)について、こう語る。キャリア初の実話に挑み、戦地における“本物の緊迫感”にこだわって完成した106分。観客にとっても、まるで戦場に入り込んでしまったかのような、臨場感たっぷりの映像体験となるはずだ。来日したノーラン監督に、本作に込めた思いを聞いた。

映画『ダンケルク』オフィシャルサイト

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第二次世界大戦初期に行われた史上最大の撤退作戦“ダンケルクの戦い”を映画化した本作。海の町・ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士たちの生き残りをかけた戦いを、陸・海・空という3つの視点から描く。史実を描く上では、「徹底的にリサーチを重ねた」というノーラン監督。「実際にダンケルクにいた人たちの証言や実体験を調べ、観客に当事者であったかのように感じてもらえる、主観的な映画を作りたかったんだ」と史実に敬意を払い、主観的にキャラクターたちの体験を感じてほしかったという。

インセプション(日本語吹替版) - YouTube

その思いは、上映時間にも表れている。ノーラン監督といえば、『ダークナイト』は152分、『インセプション』は150分といったように、長尺の作品を多く手がけてきた。一方、本作は106分とノーラン監督作としては短めだ。その理由については「戦争映画ではなく、サスペンス・スリラーを作るんだという思いで作ったんだ。そういったアプローチで脚本も書いたし、とにかく“観客に絶え間ない緊張感を強いる”ということを意識していた。となると、やはり短めの映画でなければならない。途中で休憩させるようなことはしかくなかったからね。脚本も76ページと、自分の作品歴の中でいまだかつてないほど短いものになった」と告白する。

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戦場のリアルな緊迫感を描く。その“本物への追求”は、キャスティングにも及んだ。「40歳くらいの俳優に若い兵士の役をやらせるような、いかにもハリウッド的な手法はとりたくないと思っていた。実際にあの戦場で戦った兵士たちと、実年齢が近い俳優たちに演じてほしかった。すると当然、ニューフェイスを起用することになる」と言うように、物語の中心を担う若き兵士の役を新人俳優たちに託した。